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【沼高】金融経済セミナー(1、2年)

 令和6年2月21日㈬、岩手県金融広報アドバイザーの落安昭三氏を講師にお招きし、金融セミナー(1、2年生対象)を開催しました。
 「高校生のための金融リテラシー講座」と題し、18歳成年になった時にできること、各学年に合わせ気を付けるべきことのポイントを絞ってご講義くださいました。


「金融リテラシーの定義」
『金融に関する健全な意思決定を行い、究極的には金融面での個人の良い暮らし(well-being)を達成するために必要な、金融に関する意識、知識、技術、態度及び行動の総体』
                       *講師提供資料より抜粋

OECD/INFE「金融教育のための国家戦略に関するハイレベル原則」2012/06より

3年生は昨年11月に受講しています。

2年生 ポイントは”クレジットカード”

 

<2年生>
・未成年(17歳まで)のうちは未成年者取消権がある。
・どんな契約も慎重に!
・収支のバランスを考えよう!(給料をすべて使うのではなく、貯蓄も大事)
・支払方法のメリットデメリットを知ろう!
・ライフプランを考えよう!→実現するにはお金が必要。

 

1年生 ポイントは”資産形成”

 

<1年生>
・未成年(17歳まで)のうちは未成年者取消権がある。
・給料の内訳で国民年金の他収めるべき各種保険料がある。
・収入-貯蓄=支出 人生100年時代の老後の原資は若いころからの貯蓄。
・needs(必要な物)とwants(欲しい物)の見極めと買うタイミングをよく考えて。被服費と娯楽費は調整可能な費用。
・資産形成のためのいろいろな商品があるが、ノーリスクハイリターンは無い。断る勇気と、もしもの時の188番(いややに相談)

 

色んな知識を身に着けて幸せな人生を!

講師の落安氏からの激励の言葉で講義を閉じました。


 安易に甘い誘いに乗らず、コツコツ働いてお金を貯めるのが大事ということですね!(^^)!
 お金のやりくりについて、まだまだピンとこないと思いますが、繰り返し聞くことで身になることもあります。「高校時代に聞いたっけ!」といただいた資料を引っ張り出す日が…来るかもね(*^^*)