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【沼高】進路活動報告会(3年)

 令和7年1月22日㈬、3年生の進路活動を締めくくる報告会が行われました。


報告会の様子

 5つの部屋に分かれて行われた発表活動。1、2年生は5つのグループに分かれ、3つの部屋を順に訪問し、メモを取りながら3年生の発表に聞き入りました。2年生は1年後、発表者側になります。あっという間ですよ。

自己選択自己決定

 それぞれ進路は違います。例えば資格を取得してなりたい職業に、例えばホッケーと仕事との両立を、例えば地元の基幹産業である農業を、一人一人が自分の将来と向き合って自己選択自己決定していることがわかる報告会でした。


どう生きたいのか。

 高校の途中までは、「どう生きて行きたいのか」なんて、あまり考えたことはなかったかもしれません。
 実は高校時代は、(多くの方は保護者の管理下で)ギリギリ”子ども”として甘えていられる(親のせいにできちゃうハッピーアワー!)最後の時間かもしれません。進学したとて数年後には、多くの方が社会人でしょう。サッカーでいうところのアディショナルタイム的な。
 しかし、高校卒業後は就職であれば即、社会人として扱われるでしょう。経済的にも働いた分の収入が発生しますから、高校生のそれとはレべチレベルが違うです。色んな事ができちゃう。
 学生であれば、そう遠くない将来「その先どう生きて行くのか」について、意思表明を求められるのは確実です。親には親の人生もあるので、いつまでも子供のスポンサーでいられるわけでも、不老不死でもないのです。
 生き方が多様化している昨今、「人生は働くか学ぶかの二択」ではありませんので、その人に合ったスタイルがあると思います。もちろん、決めた通りに人生が運ぶなんてことはまれで、その時の状況に合わせて生き方が変わっていくものだと思います。

学べる幸せ

 地域連携コーディネーターとして沼高生を見守ってきて、まもなく2年。  
はっきり言って沼高生(全ての高校生)が羨ましいです。生きて行くために必要なあれやこれやによって制限されずに、学ぶことが本分なのですから。真っただ中の沼高生たちには、”やりたくないお勉強”という認識かもしれませんが、多くの大人が大人になってから、「あの時もっと勉強しておけば良かった」と思っているのも事実です。最近は”リスキリング”という言葉も盛んに聞かれますよね。
 高校時代にしかできない、部活やファッションやダンスや恋愛や友達との日々や遊びもある。それもまた人生において大切なエッセンス。バランス良く生きて行くのって難しいですね。
 ガムシャラに行けば良い!なんでも欲しがる熱量はアオハルの特権ですから!そしてたまにで良いから、周りの人に感謝しよう。

健闘を祈る

 人口減少に歯止めがかからない、経済的安定もままならない、激変する社会情勢に翻弄され、高校生が素直に将来への希望を持てない時代になってきました。それぞれが次のステージに進み、直面する壁がたくさんあると思います。知れば知るほど嫌になることも出てくるでしょう。離職や進路変更もあるかもしれない。
 高校時代に級友と過ごしたなんでもない日々、部活で共に戦った仲間との記憶、そうしたことが皆さんの背中をそっと押してくれます。疲れたら休みも必要。でも、過去に囚われ過ぎないように。新しいコミュニティに入っていくのは、かなり精神的に削られる人も少なくないと思いますが、高校時代以上の出会いがきっと待っていますから。
 学生時代は短く、人生は意外と長い。失敗して落ち込んだり、生きるのが辛くてどうしようもない時もある。でもじっと嵐が過ぎ去るのを待って生きていれば、どうにかなることも多い。これ、ホント。
 「失敗は成功のもと」「七転び八起き」「ケセラセラ」。先人は素晴らしい言葉を伝えてくれています。


 つれづれなるままに、わりと特殊なキャリア持ちのライターNのつぶやきでした。人生楽しんで行こう!みなさまの人生に幸あれ\(^o^)/



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