令和５年５月１１日㈭総合的な探究の時間（以下総探）の一環で「トークフォークダンス」が行われました。トークフォークダンスとは、立場や年齢を超えた人々が一堂に会し、会話を通じて理解、受容しあえる文化醸成と、人材育成をねらった企画。沼高では、令和３年から岩手町とのコラボで、広く町民の皆様をお招きし、岩手町みらい創造課様のご協力を得て、沼高生×岩手町民のトークフォークダンスを行ってきました。
　講師に、津屋崎ブランチ代表LOCAL&DESIGN(株)代表取締役　山口覚様をお招きし、さあトークフォークダンスのスタートです(^o^)／

トークフォークダンスのルール

　大人と沼高生が交互に話します。ここで得た個別の情報はオフレコです。（会話の中で黒歴史が出てきちゃったりするからね(^-^;）
　お題に沿って１分間（たまに２分間）話します。お題が変わると一つ席をずらし、ペアが変わります。１分は長い？短い？

話すって楽しい(#^.^#)

　この日は、町内から３０名を超える町民の皆様に集まっていただきました。「高校生と何を話したらよいの？！」と内心ドキドキの町民の皆様でしたが、初恋、失敗談、高校１年生の時の夢.…など、ちょっと気恥しいお題をとおして和やかに会話が弾んでいました。
　高校時代といえば、身近な大人には素直になれない年代です。ましてや初対面の方々と、うまく話せるかどうかと心配したものの、どこ吹く風。きちんとした挨拶、会話に花を咲かせ嬉々とした姿。初対面の方と、こんなにも話せるんだ～！と感心しましたよ～(*^^*)意外に⁈熱い沼高生なのでした(*^^*)

先輩ありがとう！

　この日は沼高卒業生も駆けつけてくれました。高校生の気持ちも未だ鮮明な、卒業して間もない先輩方との対話は貴重な経験になったことでしょう。快く取材を受けてくださり、ありがとうございます(*^^*)/お二方の他にも、岩手町在住の沼高卒の先輩方が、お仕事の合間にたくさん駆けつけてくださいました。ご協力に感謝いたします。今後とも沼高をよろしくお願いいたします(^^)/

コミュ力（りょく）って

　現代人は多忙過ぎ。情報過多で処理すべきことが多いせいで、待てず、受容できず同調圧力が生まれてしまい、言いたいことが言えなかったり目立たないことが優先されてしまったり、そんな息苦しい時代です。聴く耳？対話？そんな余裕はない。かといってこのような社会構造がすぐに変わるか？といえばそれも難しい。そんな時代を生き抜いていかなければならない現代人は、日々様々な葛藤を抱えながら生きていますよね。沼高生もしかり。しかしながら、今回のトークフォークダンスのように「心得」を踏まえ、ちょっとした配慮のある環境では自然と相手を受容し、自分の考えも伝えられる、そんな風に見えました。
　コミュ力（りょく）なる言葉が浸透してだいぶ経ちましたが、皆さんは自身をどう評価していますか？コミュ力高い？低い？コミュ力に関して劣等感を持つ人も少なくないと思いますが、トークフォークダンスでの経験は、「聴こう」「伝えよう」の気持ちから生まれる自然な対話として参加した皆さんの記憶に刻まれたと思います。

人生はトライ＆エラー

　他者と新たな関係を築くことは怖いけれど、勇気を出して一歩踏み出せば、世界は格段に広がります。コミュ力低いを自負している皆さんも、一歩ずつ自分のペースで自身の世界を築いていってほしいなぁ(*‘∀‘)　きっとできる。トークフォークダンス中の沼高生、みんなキラキラしてたもんね～(#^.^#)
　様々な考えを持ち寄り、生まれた化学反応で、一人では決してできないような良いものができる。たまに玉砕に終わることもあるけれど、それもご愛敬。必ず得るものがある。経験は財産。やってみないとわからない。今回のトークフォークダンスの経験から、何が生まれるか⁈楽しみですね(*^^*)

　人生はトライ＆エラーだ！！
　頑張れ！沼高生！(^o^)／サンキュー卒業生！(^o^)／

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