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【沼高】健全育成講話~スマホ・SNS・いじめ防止・へルメット~および、「ごんぼ市」スマホ教室に向けて

全校生徒の様子
プレゼンテーションを使って講話が進められました

スマホ、SNS、情報モラル

 令和5年4月18日(火)全校生徒対象に、岩手県岩手警察署生活安全課長 太田可奈子様、交通課交通企画係長 佐藤信孝様を講師にお迎えし、健全育成講話を実施しました。生徒にとってはとても身近なスマホやSNS。普段の使い方がトラブルの種になっていないか、講話をきっかけに、認識をアップデートしていきます。
 スマホを手放せない現代人にとっては共通の注意事項。この機会に皆さんも、自分の行動をチェックしてみませんか?講話の内容をご紹介いたします。

講師 岩手県岩手警察署 生活安全課長 太田可奈子様

1.スマホの過度な使用

 過度な使用により、睡眠不足など健康面でマイナスになることも。
(*^^*)使い方について、保護者と相談できる関係であるとよいですね。

2.メッセージアプリ内の会話による仲間はずれ

 会話の語尾の書き忘れなど、些細な行き違いで相手に誤解を与える可能性がある。誤解を与えないような工夫、書き方が大事。
(^^)/あえて、電話で話してみるのもよいかもしれませんね。

3.Wi-Fiスポット利用による情報流出

 悪意あるWi-Fiが存在する。情報を盗み取る目的で無料にしている悪意Wi-Fiを利用すると、意図せず、通信内容が盗み見られたり、端末情報を搾取されたり、悪質サイトに誘導される危険性がある。
<安全利用のポイント>
 ①鍵マークが無いものは利用しない
 ②暗号化キーが共有の場合はセキュリティーレベルが低いので危険
 ③重要な情報のやり取りをしない

(;^ω^)スマホのギガ節約は死活問題。無料に飛びつかず、危険性を知って、安全な通信環境でスマホ利用したいですね(*'▽')

4.SNSで知り合った者による性犯罪

 「メッセージアプリのスタンプを無料であげる」などの差し文句で知り合い、見返りに性的な写真を要求されたり、脅迫されたりする事例がある。
<簡単に個人情報や写真を渡さない>
 ・文字や写真は簡単に加工できる
 ・一度ネットに拡散した情報(写真)は回収不能
 ・家族で相談できる関係づくりを

5.SNSとトラブル行為

 いたずら投稿が後を絶たない。悪戯ではなく、犯罪だという認識を。
プライバシーの侵害、デマの拡散、過激な映像…。高評価を得る目的でどんどん過激になりがちだが、行為自体が犯罪になっていることが多い。

6.アップロードとダウンロード

漫画などの書籍、新聞記事などを撮影し、許可なくインターネット上に 
 アップロードするのは、犯罪。
・音楽ダウンロードアプリも使用注意。著作権等の権利を侵害する可能性あ
 り。運営者からの削除要請には従うこと。
(>_<)スマホの機能が上がっている今、うっかり著作権を犯すことのないように注意したいですね!

7.自作ウィルスのネット公開

 力試しのつもりであっても、コンピューターウイルスの「作成」や「提供」は犯罪。優れた技術を持っていても、使い方を間違えれば犯罪。

8.コミュニティサイト等を利用した出会い、援助交際

 人身売買や、誘拐殺人事件まで発展した事例もある。援助交際をきっかけに性的な写真や動画を撮られ、それをもとに脅迫されることもある。
<悪い大人に騙されないために>
・ほしいものは、お小遣いの範囲内で
・うまい儲け話には裏がある

9.安易な情報発信

 旅行中の写真をリアルタイムで書き込むことで、留守であることがわかってしまい、空き巣被害にあうことも。仲良し同士で知らせたい場合は、非公開のグループトークなどを活用したり、帰宅後に書き込みすることをお勧め。後悔しないための公開設定を。

10.日常生活の投稿

<高機能スマホカメラがもたらす影響をよく理解して>
 ・ピースサインから指紋を判別可能
 ・瞳に映った画像からの解析も可能
 ・制服から身バレ(身元が特定される)など、個人情報のルーズな取り
  扱いが思わぬトラブル(ストーカー被害など)に

11.アプリによる意図しない情報流出

個人情報に関するアクセス許可や入力は要注意
・新しいアプリを入れる際は、アクセス許可の検討が必要

12.写真の位置情報

ジオタグ(写真データに付加する、緯度経度の情報)の取り扱いには注意を。

13.危険から身を守るために

①基本的に個人情報は公開しない
②個人情報が特定される情報はSNS等に投稿しない
③投稿したデータは一生ついて回る。存在するデータは流出するという危機
 感をもって。
(^_-)-☆情報モラルをもって、使い方に気を付けつつ、安全で便利なインターネットライフを送りたいですね!

いじめについて

いじめ事案については、学校だけの問題ではなく、警察も連携していく。内容によっては警察が聴取や操作を行う。いじめは、加害者側ではなく、被害者側がどうとらえているかがポイントであることを認識してほしい。
・18歳成人になったが、飲酒喫煙は20歳から

自転車ヘルメット装着者に対し、未装着者の致死率は3倍

 道路交通法の改正により、自転車に乗る際には年齢関係なく、ヘルメットをかぶることが努力義務となった。補助いすに乗る小さな子供にもかぶらせてほしい。ヘルメット装着者に対し、未装着者の致死率は3倍。転倒時の頭部損傷は重大事故になる可能性が高い。深くかぶり、あごひももしっかりと装着してほしい。
          岩手警察署交通課 佐藤様ありがとうございました。


 盛り沢山の内容で、あっという間に1時間が過ぎました。もしも聞き漏らした内容を復習したい方は……ぜひこのnoteで確認してね(^_-)-☆


岩手川口「ごんぼ市」”お年寄り向けスマホ教室”開催に向けて…

 昨年度に引き続き、「ごんぼ市」(注1)にて、わが沼高生が「お年寄り向けスマホ教室」を実施する予定です。講話終了後、岩手警察の講師お二人に時間をいただき、昨年度の内容を更にブラッシュアップすべく「特殊詐欺にあわないためのポイント」について話を伺いました。
<ポイント>
・還付詐欺 ATMで手続きはしない!
・会話を録音されるのを嫌う。
・電話、メールでお金の話が出たら、まず家族、警察に相談。一人で悩まな
 い。恥ずかしくない!
・身に覚えがないメールや電話は無視(宅配なりすましなど)
・警察、役場、銀行は、口座番号など聞かない。大事な情報は簡単に教えな
 い。
・社会情勢に合わせて、内容(手口)を変えてくる。

 (^^)/得た知識を、地域のお年寄りに還元できるよう、頑張れ沼高生!

岩手警察署のお二人から、特殊詐欺の現状や効果的対策について伺う沼高生

「ごんぼ市」については、こちら!

(注1)「ごんぼ市」とは、岩手町川口地区で30年ほど前まで開催されていた賑わい市。令和4年、岩手町みらい創造課主催「世界一楽しいきっかけづくり」の一環で復活し、昨年10月に開催された「ふっかつ!ごんぼ市」の際に、沼高生がスマホ教室で参加しました。

「ごんぼ市」

 と き 令和5年5月7(日)10:00~13:30
 ところ 岩手町川口公民館
 内 容 <飲食>コーヒー、りんごソーダー、串団子・がんづき、
     凍みとうふナゲット、雑穀、綿あめ、季節の野菜などなど
     <ハンドメイド>裂き織り、ちりめん細工、和小物
     <その他>花苗、リメイク用の着物・帯、フリーマーケット、
     お年寄り向けスマホ教室(沼高生担当)

 今年のゴールデンウィークは岩手町に!沼高生がスマホの使い方や注意点をやさしく教えます(^_-)-☆ぜひ、お越しください(^^)/

           
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沼高公式HP

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